画家が「目コピ」をするように

DTPなどの商業デザインを学ぶ方法、
しかも、実務で食っていけるようにする最初のステップは、
既存のデザインを真似ることだ。

その中で、イラレの「必要なところ」だけの操作を覚え、
フォトショとの関係性などを学ぶ。
(あと少しの言語を学べば、Webサイトが作れるようになる)

画家や写真家は、風景や対象物などを写し取る。
スキャ二ングしているようなもの。

これが音楽でいうところの「耳コピ」にあたる。

絵は「目コピ」
音(歌)は「耳コピ」

文は「脳コピ + 自分の解釈能力」

抽象画は、「目コピ + 自分の解釈能力」
作曲は、 + 「耳コピ + 自分の解釈能力」そして、現在ならDAWの「必要なところ」だけ覚える

僕ら「目コピ」は幼少期から馴染みが深い感じがする。
幼稚園でもお絵かきをしてきた。
家の壁にクレパスで、好き勝手描いていた。

だが、「耳コピ」はもうちょっと敷居が高い感じがする。

実はこれは錯覚である。

なぜなら、やはり幼稚園で「お歌」を歌っていた。
お風呂でエコーを効かせ、鼻歌を歌っていた。

フレーズを歌えることは、もうすでに「耳コピ」なのだ。
だから、メロディをとらえるのは、超得意である。

次は、ベースラインを歌う。
これはちょっと聞こえにくい(かもしれない)
だが、慣れていないだけ。メロディと同じように時間をとれば必ずできる。
できないとすれば、やってこなかったというだけ。(でしょ?)

世の中には、ベースラインをそのまま歌ってる曲がある。

例えば、ポールマッカートニーの「I Will」
まずは、ポールと一緒に50回歌ってみよう!
ボン ボン ボーン と声に出して歌うのよ。

[su_youtube url=”https://youtu.be/p-abNGP1BK4″]

リズムはもうすでに知っているし、ハーモニーは「塗り絵」だと分かってくる。
どんな色でもそれなりにハマる…

 

という訳で今日はある本にインスパイアされ、自分のイメージを整理してみました。

ラノベというテイのこの本を私は「Kindle のデジタル版」と「紙の本」と2回買ってしまった。
表紙と内容のギャップがすごい!ですが、
作曲するとはどういうことか? そこへ至るために最も重要なことは何か?
この物語の中で、あなたも創作の本質に触れる冒険ができると思います。
そして読み物としてだけ考えても、楽しいです。