レコード文化の復活
私はレコードコレクターだ。
ジャンルは、POPSから、JAZZ、クラシックまで様々だが、
ビートルズは、レコードもCDも全て揃っている。
そして、最近のお気に入りは、
ドナルドフェイゲン「ナイト・フライ」
そして、RCサクセション「シングルマン」である。
レコードの音は、確かに空気を有機的に揺らす感覚があり、
それがなんとも心地よい。
この感覚は、デジタルデータになった音楽にはない、
付加価値であると思う。
CDは、もう欲しいと思わないが、レコードは欲しい。
そうすると、真空管アンプで聴いてみたいなどと思わせる。
ところで問いたいのは、
最近、いく人かのアーティストがレコードで楽曲を発表している。
ProToolsでの出力を最終トラックとする
現在のデジタルトラック機器での録音、
つまり、上と下のダイナミックレンジが限定された音を
レコードに刻むとは、また「あのサウンド感」とは別のものではないのか?
それはそれで新しい感覚をもたらすのだろうか?
アナログ機器時代は、アナログコンプの空気感まで
「あの時代の音」がパッケージされている。
価格的には、お高いですがね…
カセットMTRを引っ張り出してみようかな…

