コロナ新世紀

少なくとも今生きているいる人類にとって
未経験の時代がやってきた。

1ヶ月で、世の中の様子が変わってしまった。

問題点は、「健康」と「経済」。

そして、様々な意見が飛び交う。

意見の大半は、2極化しているように見える。
2つに極端に正反対。

1つは、スピリチュアルの人たちで
アフターコロナの時代は、新時代の幕開けで
我々は新しい次元に進むのです…

みたいな感じで妙にポジティブ。

もう1つは、経済アナリストたちで
世界大恐慌が起こり、人類はウィルスで亡くなるより
経済の破滅で追い込まれる。
戦況下と同じ状況だ!

みたいな感じで、こっちはやけにネガティブ。

おそらく、どちらの要素もあるのだろう。
だが、それらは要素であって全体ではない。

そもそも、そんな白黒つけられるわけがない。

私たちは中庸(その真ん中)を行かなければいけないと思う。
恐れの感情に支配されすぎると、
私たちはIQを下げ、正しい判断ができなくなる。

ウィルスを「見えない敵」というが、
空から爆弾が降ってきて、街が壊されていく現実とは違う。

物理的に吹っ飛ばされたら、
銀行口座も消えてしまうだろうし、
私たちの手足も命ももがれてしまうかもしれないが
それはない。

明らかに戦争よりマシである。
戦争だとこんなもので済まない。

内需(私たちの財布の中身)をウィルスが消し去るわけではない。
それは存在し続けているが、循環が止まっているというだけ。

なぜなら、外に出られないからである。
全体のパイは減っていないにも関わらず…

もう結論は出ている。

外に出ないライフスタイルに人類はシフトしていく。

ここに新しい需要が生まれる。

健康面においては、
「免疫」というものを高めることを考え直すことになる。

「睡眠」や「軽い運動」や「風呂にゆっくりつかる」など、
これも基本的なことの徹底回帰しかないと思う。

あとは、個人個人のストレス対策である。
(多くの人が、会社ストレスであるような気が…)

たとえ1つでも、そのストレス要素を無くす
あるいは少なくすることに、新しい需要が発生する。

冒頭で言った問題点である、「健康」と「経済」。
これらの本質は同じで、実は「ストレス問題」であると思っている。

人類が直面しているのは「意味のない余計なストレス」の問題で
これを克服しないと先には進めない。

余計なことを心配したくない!

これを克服することに寄与できれば
ビジネスも生まれる。

おそらくそれは、既存の会社システムからは生まれにくいだろう。
おそらくそれは、古いことを新しいカタチで行うことになるだろう。

些細なことからのスタートでよい。

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